MSB年間スケジュール/1年目7-9月体験談

はじめまして、今年の8月より、Georgetown McDonough School of Business(通称 MSB)にて、勉強していますNです。

私もこのブログを読みつつ、MSBのことを知りましたので、できるかぎりわかりやすく、自分の体験をお伝えしたいと思います。今日は、年間スケジュールと7月~9月までの私の体験談です。

■年間スケジュールについて

今は、Fall termのModule1の最後で、Mid-term/Finalに向けて勉強中といったところですが、年間のスケジュールはだいたい以下のように動いていきます。Fall term/Spring termの2term制となっており、termの中にmoduleが2つあります。:例えばFall termにmodule1とmodule2があります)

7月  Internatinal student向け英語講座(3 weeks)
     International student orientation + orientation(1 week)
8月  Pre-term(3 weeks)
9月  Fall term(module1)開始(6 weeks)
10月   Career week兼Fall break(1week)
             Module2開始(6 weeks)
12月     Winter break(3 weeks)
1月       Spring term(module3)開始(6 weeks)
3月       Global Business Experience(2年生:1 week)
             Intensive Leaning Experience(1年生:1 week)
             Module4開始(6 weeks)
5月       Summer break(Internship)開始(3 months)
         
■7月~9月の体験談

●Communicatin Tools for Success
  7月上旬~7月下旬(3 weeks)

 Internatinal studentsの希望者を対象に、アメリカでのアカデミック環境になれることを目的に、ディスカッションやプレゼンテーションの練習をします。Hさんも私も参加しました。今年はアジア(中国・台湾・タイ・日本)の学生だけでしたが、少人数で教授もあふれる熱意で学生のスキル向上へのアドバイスをしてくれます。また、一番良かったのは、以下でふれるPre-termが始まる前に、生活のセットアップと心の準備がこの期間でできたことだと思います。

●International Student Orientation + Orientation
     7月下旬(1 week)


International Student Orientationの1コマ。名札が用意されていました。
MSBには世界中から学生が集まります。

















International Student向けのオリエンテーションが1日、そのあと1週間全学生を対象にしたオリエンテーションがあります。そのオリエンテーションで一番おもしろかったのは、全Dean(学部長)の"Diversity and Inclusion" sessionでした。

Georgetownの売りといえば、学生の多様性です。日本でも昨今多様性が重要だ!と言われていますが、なぜ重要なのか?あまりピンとこないのも事実ではないでしょうか。

このセッションの結論は多様性の中でチームとしてうまく機能していくには、
「自分たちのチームが多様であることを認識し、その強みを生かそうとする」というInclusiveな環境づくりが重要だ、ということで、多様性のあるこの学校で、チームで成果を出していこうという我々に向けたメッセージだったのだと私は理解しています。

このセッションを語りだすと長くなりすぎてしまうので、このセッションの話は次回に取っておきますが、もし興味があるかたがいらっしゃれば、ぜひメールをください。

●Pre-term
8月(3 weeks)
この3週間の期間では、Structure of Global Industry(SGI)というクラスが、毎日3時間。Accounting1. 5時間受講という毎日が続きます。この期間は6人のチームでstudy teamを作り、フォローしあいます。私のチームはアメリカ人4(男性2人、女性2) 、台湾人男性1+私の6人でした。SGIは講義でマクロ経済のフレームワークを学びつつ、そのフレームワークを使って、アパレル・輸送業界で1つ会社を作るにあたり、どこに会社を構えるか?どこの市場に参入するか?どの国で製造するか?等をプレゼンテーションするという課題があたえれます。アメリカ人の討論の中に入っていくにはなかなか勇気と気合がいりますが、前述のとおり、Inclusiveな環境ですので、心配は無用です。ただ、自分がどうやってチームに貢献できるのか、リーダーシップを発揮できるのか、はまだこの2年間かけて勉強とトレーニングを重ねないといけないな…と感じているところです。

次回は、多様性の話を、ファイナンスとウイスキーに絡めつつお伝えしようと思います。
(ウイスキーが好きなので…)

それでは、また次回!