こんにちは、Class of 2017のKです。
皆さんのEssay、Interview対策に少しでもご参考になることを願いつつ、自分の体験談として、
・Why Georgetown(MSB)?
・Interviewの準備と当日の内容
をご紹介します。
■スクール選択基準
①まず前提として、MBA受験全般を通じて自分が考えていたことは、とにかく自分の関心とのFITの高いスクールを選ぶことでした。社費留学かつ近い将来に強い転職志望もなかったので、転職市場での強さを相当重視する他の受験生とはそもそも基準が違ったように思います。(ですのでMBAランキングはあくまで参考程度にしました。)
自分の場合は以下3点が重視する要素でした。
・Business x Public,Social
・General management
・International Business
②これらの要素の知識と実践力を身に着けるべく、スクール選択基準は以下としました。
・しっかりとベースの知識をインプットでき、実践を通じても学べる。
→ケース/レクチャー比率に大きな偏りがない。Handson型のプログラムがある。
・学外での活動(ネットワーキング、講演、ワークショップ参加等)もしっかりできる。
→田舎より都会。
・その上で、上記3点の重点要素において強み・差別化要素があるスクール。
③また、自分のスコアの状況を鑑みて、メイン・ターゲット校は米国TOP10~20あたりのスクールとしていました(欧州は2年制をもつIESEとLBSのみ対象としました)。
■Why Georgetown U(MSB)?
端的に言えば、立地の強みを裏付けとして、Business x Public,SocialそしてInternational Businessの分野において、キャンパス内外の活動を通じて自分の2年間の成長機会を最大化できると感じたため、です。
Georgetown University MSBは、DCの立地を差別化要素とすべくBusiness x Public,Socialの分野を強みとしたプログラムを多数有しており、そのための講師陣も揃えています。
また、国際開発機関とのHandson型の共同プログラム(IFC - Georgetown Tutorials)や、世界各国の企業をクライアントとして現地渡航を含むビジネス実践型プログラム(Global Business Experience)を必修科目とするなど、この分野での差別化が明確です。
IBDやCertificate in Non Market strategyもこれらの特徴を際立たせる仕組みとして機能しています。
また、Business and Public Policyの研究センターや、全米トップのForeign Serviceスクール(MSFS)を有しているため、MBA外でもこれらの分野での優秀な人材に出会えると感じました(学部をまたいで授業も取れます)。
さらに、キャンパス外へ出れば米国政府機関、国際機関、NGO等とのネットワーキングの機会が日常的に得られる点も自分には強い魅力でした(この点をスクールのプログラムと同じくらい重視したと言っても過言ではありません)。
■Interviewに際して
①まず、Georgetownに限らず、On-Campusインタビューを強くお勧めしたいです。
(もちろん仕事や費用の都合があると思いますが)
自分は他校のビジットも併せて、5日で米国3校の行程でまわりました。冬季は天候が荒れやすいので、必ず前日入りできるように行程を組みましょう。
自分が感じたOn-Campusインタビューのメリットは以下です。
・アドミの人との心理的距離が近く、またお互いの動作や表情も把握しやすいので、インタビューが楽になる(Speaking力に不足を感じる受験生には絶対にプラス)。
・キャンパスだけでなく、街の雰囲気や活気、清潔度、交通の便利さ、遊びの機会、、、自分が2年間暮らす場所として本当に魅力を感じられるか確かめられる。
・日本から現地に来たという点が熱意のアピールになる。
②現地に行ったら極力インタビュー前に在校生にコンタクトしてください。
インタビューの中で、在校生と話した内容を話題にできますし、接触していること自体を、学校を深く知ろうとする姿勢としてアピールすることもできます。
ちなみにMSBのインタビューの際、在校生とコンタクトしたか?と聞かれ、その内容について3分くらい質疑が続きました(今から思えば、どれだけスクールのことを知ろうとしているのか、熱意を確かめられたのかもしれません)。
③Fact情報+質問メモを作っておく
自分の話の中で語れるFact情報をインタビューに持参するノートにメモしておきましょう。自分の場合、例えば以下のような情報を全校について整理し、どういう会話の流れでそのFactを入れるか考えてインタビューに臨んでいました。話の具体度が上がり、説得力を高めることができると思います。
・1学年の生徒数
・インターナショナル学生割合(→Georgetownは高めなので話題にしやすい)
・学校の理念
・学校が強みとしている分野、アピールしたいと思っていそうな要素
・質問リスト(最低5個)
■Interview内容(まさかのWritingテスト)~2015年2月~
MSBのインタビューの内容は、奇抜な質問はなく標準的な質問(TMAY, Why ○○?)に答えられれば大方は問題なかったと記憶していますが、一点だけ意表を突かれた点を挙げると、「インタビューの途中でWritingテストがあった」ということです。
架空のJob description(求人広告みたいな紙)を見せられ、「この業務に対して自分がどれだけ適した人材かをアピールする文章を入力してください。」と言われ、ノートPCを手渡されました。時間は約15分でした。突然のことに驚き、何が正解か良くわからないまま何行か文章を書き、提出しました。
同級生がこのWritingテストを経験していないことを踏まえると、どうやら英語スコアに不安があるインターナショナル受験生に対する最低限のWriting力のチェックだったと考えられます。(他校でも同様のWritingテストがあったという話を他の受験生に聞きました。)
どれだけ満足に書けたのか未だに謎ですが、結果からみると問題なかったようです。
インタビューの終盤に、DCでの生活について会話がはずみました。2年間生活する場所を選ぶわけですし、学校側も学生がプログラムだけではなくDCエリアそのものにどんな関心を持っているのか気になるはずです。
(DCエリアの情報については”DC life”もご参考にされてください)
Essay提出後は気が抜けやすいと思いますが、インタビューは最も重要なステップです。
最後まで後悔のないよう全力で駆け抜けてください!
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