インターナショナルプログラム概要(GBE, IBD, 交換留学)

MSBの特徴の一つとして、国際性豊かなプログラム・学習環境を挙げましたが(学校紹介は)、そのことを代表するプログラムとして、ここでは①Global Business Experienceプログラム、②International Business Diplomacyプログラム、③交換留学制度について紹介します。

   Global Business Experience (GBE) プログラム
2年間のMSBカリキュラムのクライマックスとして、海外企業に対し実際にコンサルティングを行う必修プログラムです。各学生は、2年目の中盤から、5名程度のグループに分かれて海外企業を相手とするコンサルティングプロジェクトに従事します。そして、その総まとめとして、春休み(3月前半)に現地に渡航し、顧客企業にコンサルティングの成果をプレゼンします。現地では、コンサルティングの中身を充実させるためにフィールドリサーチを行う他、現地ビジネススクールとのケースコンペティション、企業訪問、企業・官庁によるパネルディスカッション、文化イベント等のカリキュラムが組まれています。なお、プロジェクトは、内容(マーケティング、ファイナンスなど)及び渡航先国・地域(Class of 2016の場合、インド、スペイン、ブラジル、香港、UAE)により分類され、各学生は個別のプロジェクトについて希望を提出することができます。

   International Business Diplomacy (IBD) プログラム
MSB School of Foreign Serviceとの共同プログラムであるIBDは、ビジネスに国際関係と公共政策的な視点を織り交ぜたもので、例えば多国籍企業の戦略、グローバリゼーション、国際アライアンス、Social Responsibility、日米など各国の企業風土研究、途上国ビジネスなどを学びます。このプログラムは2年次の選択制プログラムですが、そのためには1年次にイントロダクションの授業(Gateway Program)を受けて、所定の成績以上を修めなくてはなりません。一年目の秋学期にGateway Programに申込をし、一年目の春学期を通じこのGateway Program履修の上、所定の成績(A-以上)を納める必要があります。
このプログラムの課程を全て修了すると、“International Business Diplomacy”Certificateが卒業時に与えられます。School of Foreign Serviceはジョージタウンの中でも特に由緒と名声のある学部であるため、このプログラムを目的にMSBを選ぶ留学生も少なくありません。ジョージタウンの国際性を色濃く反映したプログラムと言えます。

③交換留学制度
MSBは海外のトップMBAプログラムとの交換留学にも力を入れています。留学を希望する学生は、2年目の秋学期を利用して提携先のMBAプログラムに留学することができます。なお、2015年時点での提携先はESADE(西)、London Business School(英)、HEC(仏)となっています(提携先は年によって変更の可能性あり)。