ワシントンDCでの生活


四季の移り変わりが美しい温暖な気候

ワシントンDCは、四季の変化もあり、気候面では東京に近く、春と秋がやや短く、夏と冬が長いといった感じです。東京との大きな違いは梅雨が無い点です。また、雨が降っても30分から1時間程度で上がったり、晴れていたのに急に曇ったりするなど、一日のうちでの天候の変化は大きいと言えます。また、特に春と秋では日毎の天候にばらつきがあり、寒暖の差は比較的大きいです。
夏は気温が30度を超える日が連続し、湿度も高くなります。日差しは日本よりも強い感じがします。また夕方になると激しい雷雨となることが多く、天気予報などでも毎日「T-Storm」の表示が見られます。ただし、これは1時間程度で収まります。建物内の冷房は非常に強く、むしろこれが原因で体調を崩すケースの方が多いのではないでしょうか。
冬は乾燥が激しく、気温も氷点下7,8度程度まで下がり、ポトマック川が氷結する期間があります。降雪も見られますが、交通等に支障が出る程度の積雪というのは数年に一度程度です。


家族連れでも安心な良好な治安

DCに関しては、ジョージタウンの学生が日常生活を送る上での行動範囲内ではまず危険な事件に遭遇することはまずありません。ジョージタウン地区に住む学生が強盗や住居侵入等の被害に遭うケースが年間数件ありますが、基本的に学期中は学校近辺の人通りは多く、よほど深夜に一人で歩くなどしない限りは心配ありません。
ジョージタウンの日本人学生が多く住むバージニア州北部のアーリントン地区(特に地下鉄オレンジライン「Ballston」、ブルーライン「Crystal City」まで)は全く問題がありません。
一般的にDCは他の大都市同様、全米でも犯罪発生率が高いとされています。しかし、特に凶悪犯罪はDCでもごく一部の地域で集中的に発生し、DCはNW(北西。ジョージタウンなどがある)、NE(北東)、SW(南西)、SE(南東)に分けられますが、SEの治安が良くないと言われています。よく言われるように、アメリカの大都市にいるという自覚を持って行動すれば、犯罪に巻き込まれることはほとんど無いでしょう。


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