今回は、ビデオエッセイについてです。
MSBへの出願に当たって、2017年入学の受験からビデオエッセイが必須となっています。出願準備をされている方からご質問をいただくこともありますので、私がどのように準備したのかをご紹介します。
※Admissionスタッフの公式見解ではなく、一受験者の意見として書かせていただきます。
1. テーマ
私の年(2017年入学)は、「1分以内で将来のクラスメートに自己紹介をする」というものでした。今年(2019年入学)も同じテーマです。
レジュメから読み取れること以外を話すことを推奨されており、エッセイやレジュメ等他の応募書類に「命を吹き込むような」ビデオにするよう指示されています。
(詳細は、学校公式ページ参照)
2. どのように作成したか?
・Written essayをおおむね仕上げた後、原稿の骨子を作成。
・読み上げ原稿を起こして、声に出して練習。オンライン英会話のネイティブ講師に聞いてもらい、フィードバックをもらった。1分に収まるように内容を調整。
・家族に手伝ってもらい撮影。
・iMovieを使って編集。(タイトルや自分の名前等の字幕、自分らしさが出ている写真、簡単な効果音等を合成した)
3.工夫した点
・自分らしさが伝わる内容にした。仕事の様子が分かる背景で撮影したり、趣味の写真を入れたりした。
・1分間間違えずに話すことは思ったよりも大変であり、変化を持たせる意味も込めて、前半と後半の2つのカットに分け、異なる背景で撮影した。
全体で10時間~20時間程度は、時間を確保しておく必要があると思います。特に、撮影と編集は思ったより時間がかかります。可能であれば、早めに取り掛かることをお勧めします。
私は今でも恥ずかしいくらいなJapanese Englishで話していますが、それでも合格することができましたので、英語が下手だから不合格ということはないものと思います!もちろん、相手に伝わらなければいけないですが、英語が苦手でも前向きに取り組むことをお勧めします。
一つ注意点をお伝えします。参考となるようなビデオを探すため、Google等で動画検索をすると、MSBに出願するための自己紹介ビデオがたくさんヒットします。ただし、実際にMSBに入学すると、オリエンテーション期間に出願用のビデオエッセイは非公開にして、人から見られないようにするよう指導を受けます。プライバシー保護のためかと思います。そのため、検索してヒットするビデオは、MSBに入学しなかった受験生のビデオである可能性が高いです。(非公開にするのを忘れている現役学生の動画も混じっていますが)参考とされる場合は、このような背景があることにご注意ください。
場合によっては一から作り始めなければならず大変ですが、だからこそ差別化できるポイントとなると思います。日本の文化で考えるとつい硬くて真面目な動画になってしまいますが、あくまでも自分らしさを大切に作成すると良いと思います。
ご質問がありましたら、こちらからご連絡ください。皆様良い一日を!