Class of 2020を目指しMBA受験対策を進められている皆さんにとって、参考になる情報も多いかと思いますので、是非ご一読下さい!
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★Class of 2019 / J.I.さんの受験体験記
1. 経歴・バックグラウンド等
社費・私費: 社費
職歴: 鉄道会社5年
学歴: 東京大学大学院農学生命科学研究科卒(学部は、東京大学農学部卒)
海外経験: 旅行程度
TOEFL:
103(R28, L26, S22, W27)
GMAT:
680(V35, Q48)
GPA:
4.0(大学学部のGPAは3.15)
2. Why MSB?
①
ロケーション
地方よりは都市部で生活したいと感じ、かつ、歴史文化を感じられる街が良い、ということで、米国東海岸または英国の都市部に限定しました。
ワシントンDCはリベラルで多様性ある魅力的な都市だと認識していましたが、キャンパスビジットした際にその魅力を改めて確認しました。また、学外で日本人と知り合う機会に恵まれていそうな点も、地方の会社に勤務している私には魅力的でした。
②
基本カリキュラム
理系のバックグラウンドであり、経営学の全体像が見えていないため、バランスのよいカリキュラムで体系的に学びたいと感じました。その中でも個人的に興味があり、派遣元会社にとっても重要そうな科目(ストラテジー、マーケティング、ファイナンス)を重点的に学びたいと希望していました。
Japan
Societyのブログや日本人在校生へのメールでのヒアリングにて、MSBでは、癖のないオーソドックスな科目をバランスよく学べる・ディスカッションとレクチャーの両方がある・教授陣が充実しておりdemandingだが知的刺激あふれる授業を受けられる、という情報をいただき、魅力を感じました。
③
MSBならではのカリキュラム(プロジェクト・公共政策)
日本以外の国の実際のビジネスに触れ、授業で学んだことを実践する場として、コンサルティングプロジェクトがある学校を希望していました。MSBはGlobal Business Experienceというプログラムがあり、条件を満たしていました。
鉄道という、公共政策に密接に結びついた業界におり、また、個人的な興味からも、公共政策に関心がありました。そのため、「ビジネスを専攻することを大前提としつつ、公共政策にも触れたい」という観点で学校探しをしていました。MSBは、その土地柄のためか、公共政策に関心のある学生が多く、またNonmarket Strategyというcertificate* が設置されています。「政策立案側の基本的な考え方を理解し、ビジネスの立場からどのように公共政策を分析して対応すべきか」という観点で学ぶことができそうだと感じ、MSBならではの魅力を強く感じました。
*Nonmarket Strategyについての過去ブログ投稿 - http://georgetownmbajapansocietytest.blogspot.com/2015/11/2015certificate-in-nonmarket-strategy.html
3. MSBを知ったきっかけ、MSBへのコンタクト経験・手段
東京にて開催されたThe MBA TOURにて、アドミッションのセッションを聞き、卒業生にお話を伺ったのがMSBを知ったきっかけです。
その後、Online Webinarや在校生とのskypeセッション(どちらも学校公式)に参加しました。
在校生とのskypeチャットにて紹介いただいた日本人在校生に、メールにて質問しました。
授業、課外活動、生活環境について、教えていただきました。
インタビューのため渡航した際に、公式のInfo sessionやclass visitに参加しました。また、インタビューの前日に、日本人在校生に対面で話を伺い、学内や街を案内してもらいました。
4. ビジット日程、内容、及び印象
①
ビジット日程
2017年2月上旬、他5校含め計10日間
②
MSBビジット内容
インタビュー
オフィシャルイベント(インフォセッション、クラスビジット)への参加
日本人在校生との面会、キャンパスとその周辺の散策
③
MSBビジットの印象
Healy Hall**が街の景色に自然に溶け込んでおり、遠くから眺めた際に美しいのが印象的でした。
また、MBAの学生が主に利用するHariri Building***も美しくて、かつ落ち着いており集中して勉強できそうだと感じました。
クラスビジットの際に垣間見えた学生同士の程よい距離感が、自分に合いそうだと感じました。
一方、学校の近くに地下鉄の駅がないため、大学が運行するシャトルバスが利用できれば便利ですが、バスがない日(日曜や学校がない期間の土曜など)は不便そうだと感じました。
**Healy Hall画像 - https://guevents.georgetown.edu/healy_hall#.WXYlgYg1_IU
***Hariri Building画像 - https://guevents.georgetown.edu/rafik_b_hariri_building#.WXYl34g1_IU
5. 勉強方法等
①
TOEFL(103点)
純ドメで、仕事でも英語を使う機会はなかったため、苦労しました。アゴスにお世話になりました。単語の暗記と音読・シャドウイング・暗唱によるリスニング力強化がキーだったと思います。1年3か月ほどを要しました。
②
GMAT(680点)
TOEFLの勉強を始めて9か月目くらいに、アゴスの授業を受け始めました。Sentence correctionは同じ問題集を繰り返したこと、Reading comprehensiveは単語を覚えたことが効いたと思います。6か月ほどを要し、MSBの出願締め切りの前日に受けたテストの結果を提出するほどギリギリでした。
③ その他(インタビュー後のwritingテスト)
インタビューの際に、writingのテストがありました。通常の質疑の後に突然、架空の求人票を見せられ、パソコンを手渡され、「この仕事に応募すると想定して、20分でカバーレターを書いてください」と言われました。意図やどのように使われるかは説明されなかったので不明ですが、私の英語力に不安があったため、確認の意味があったのかもしれません。
6. 受験生へのアドバイス
①
可能であれば、キャンパスビジットをお勧めします
キャンパスに行って人に会うと学校の特色が理解できるというのは、本当だと思います。教室のスタイル、学生の雰囲気、学生同士・学校スタッフと学生の距離感、キャンパス周辺の環境など、現地に行かなければ分からないが学生生活に影響しそうな要素が多くあります。
なにより、キャンパスビジットは楽しいです。私の場合、「苦しかった受験生活はこのビジットのためにあったのか!」と(、まだ受験が終わったわけでもないのに)思えるほど貴重な時間を過ごすことができました。
②
出願先を選ぶ際は、直感を大切にすることをお勧めします
事業内容だけで就職先を選ばないのと同様に、組織の雰囲気は快適な学校生活を送るうえで重要だと思います。そして、そのような雰囲気は、直感的に感じるものではないでしょうか。
③ 自分に自信をもって受験準備を進めることをお勧めします
受験準備をしている際は、スコアが伸び悩んだり、エッセイ執筆が進まなかったり、周囲の理解を得られなかったり等、心配事が絶えないと思います。だからこそ、留学を志した自分に自信をもって進められることをお勧めします。
そのために、自分自身のことをよく理解することをお勧めします。自分の長所・短所を理解することで、受験準備のマネジメントが効率的になりますし、自分に自信を持つことにもつながります。