サマーインターンシップ体験談

こんにちは、M18のNです。
すでに秋学期が始まってから2か月になろうとしていますが、
すこしさかのぼって夏休み中のインターンシップについて、書きたいと思います。

私は社費留学なのでアプローチが異なりましたが、
学生の大半である私費留学生は、他のビジネススクール同様、
キャリアセンターという多様な業界・職種のバックグランドを持つ
コーチからカウンセリングを受けながら自分にフィットする会社を見つけていきます。

ジョージタウンは、立地やノンプロフィットでの強みを活かして、
DCでインターンをしたり、ノンプロフィットで活動する学生も多いです。
(学生のインターンシップの収入の数%を寄付して、ノンプロフィットセクター
で活動する学生へ資金を補助するプログラムもあり私も参加しました)

さて、私は日本を拠点に活動するクロスフィールズというNPOでインターンしました。
日本の企業から新興国のNGOやSocial Enterpriseと呼ばれる
社会的意義を実現するために活動する企業などに人材を派遣する
いわば「民間版の青年海外協力隊」を派遣する団体です。
(クロスフィールズHP:http://crossfields.jp)


インターンシップを通じて学んだことは、多くありますが、個人的には、
社会においてどういった役割を果たしていくのか?をその道のプロである、
NPOの創業者の方や、志ある職員の方と考えぬくことができたことでした。

学生のころに戻ったようで青臭い話ですが、強いエネルギーを持って前に進む
一方で、泥臭かったり、空回りする時間もある。
机の上やオフィスで与えられた役割を果たす側面もある自分の今までのキャリア
を振り返り、自分が会社に返ったら「こういうモチベーションで仕事をしよう」
と心あらたに、情熱がさらに強まった経験でした。

ジョージタウンに帰ってきて、リーダーシップの倫理観について、
ディスカッションをするクラスが始まっています。
この授業で学ぶことと、インターンでの経験が重なる部分もあり、
自らが社会と仕事とうまくつながって日々を過ごしていくか、
模索しながらキャリアを歩んでいきます。

私は酒類メーカーで働いています。私たちの会社の意義の一つに、
人と人をつなぐような役割を果たせることにあると思います。

お互いのことを「理解できない相手」だと思うから距離が生まれる。
ただお酒は気持ちをやわらげ、人との距離を近づける効果があります。
これからは多様性を許容していかなければいけない時代。
日本の中でも対立することが多くなってきましたが、
そんな対立構造の中でもお互いに理解しあい、距離を近づけていく
そんな役割を果たす一員になれればいいなと思っています。

やっぱり多様性が好きなんだと思います。
この文章を書きながら改めてジョージタウンの多様性も感じました