Social Investment, Social Business に強いMSB

Social Impactがビジネスの世界でもホットなテーマとなっています。
MSBでは、DCという土地柄もあり、ビジネスの上にソーシャルを強く意識させる校風がありましたので、関連する授業や課外活動に参加する機会が豊富にあります。
ここでは、MSBで得られるソーシャル×ビジネス関連の機会についてご紹介したいと思います。


1.関連授業
MSBにはソーシャル・インパクトやソーシャル・ビジネス、社会貢献性に関連した講義が多くあります。
例を以下に挙げます。

- Investing for Impact

- Understanding Social Innovation

- Social Entrepreneurship

‐Leadership and Management of Non-profit Organization


これらを受講するだけでもかなりのボリュームかと思いますが、今後も関連分野の講義が増強されていくのではないかと思います。
また、Georgetown Universityが総合大学・大学院である利点を活かし、全米ランキングトップのForeign Affair(外交関係)やPublic Policyなど他学部の講義も受講が可能である点も補足しておきます。



2. 課外活動
ソーシャルビジネスに関連する課外活動も豊富です。

例えば、MSBではGlobal Social Enterprise Initiativeという組織があります。
この組織は教授と学生との共同でSocial Enterpriseに関するリサーチを行っておりますが、インパクト・インベストメントが主なリサーチ・テーマの一つです。
レポートの発行やイベントの開催も定期的に行っています。以下のウェブサイトのレポートを見る限り、社会投資を行う機関とのネットワークも多く持っているそうですので、この団体に所属する教授や学生との交流や議論を通じてアイデアや知識の向上を図ることがができるかと思われます。


さらに、MSBのNet Impact Clubは非常に活発な活動を行っており、2015年に全米のGraduate schoolにおいて最も影響力の高い活動をしたクラブとして表彰を受けました。
http://msb.georgetown.edu/newsroom/news/georgetown-wins-2015-net-impact-graduate-chapter-year
このクラブの活動例として、ソーシャルビジネスをテーマにしたカンファレンスの開催、NGOやNPO向けのコンサルティングプロジェクトの実施などが挙げられます。クラブのメンバーになれば誰でも参加可能です。


上記に加えて重要なのが、DCの立地を活かして国際機関(IMF, World Bank, IDBなど)やシンクタンクとのネットワークを築くことも可能である点です。特にMSBではElectiveの講義を通じて世界銀行グループのプロジェクトに参加することもできます。このネットワークや人脈を活かして将来のキャリアに役立てたり、世銀が発行しているソーシャル・インパクト債に関する知見を得るなど、具体的な知見を獲得する機会もあるでしょう。


3. 学生
最後に忘れてはいけないのは、これらの強みを持つMSB(およびGeorgetown University全体)であるからこそ、その分野に関心の高い優秀な学生が集まるという点です。前職でNPOやNGOで働いていた人や、関連するコンサルティング会社で勤務していた人などが、より高度な能力開発を目的に入学していたりします。同じ関心の学生とチームプロジェクトを実行したり、議論を繰り返すことで、自分を大きく成長させてくれると共に、貴重なパートナー達を獲得することができると思います。



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