実はGeorgetown MSBはFinanceも評判です。
ここでは、MSBのFinance分野の講義・教授についてご紹介します。
■名物教授
1年の最初の授業では、コア科目としてFinanceのクラスがあります。
このクラスを担当しているのが(もちろん他の選択科目も担当していますが)、
いまやMSBの誰もが知る名物教授であるPinkowitz教授です。
以下に、彼の講義内 容・講義スタイルについてご紹介します。
Pinkowitz教授はとにかく学生を巻き込むのが得意で、 劇場型のど派手な講義をする教授です。
いざ講義が始まると、 学生が積極的に発言できるような雰囲気をつくりだし、 的確な質問を投げかけ、見事な受け答えで講義のストーリー を流してくれます。
Cold Call(名指しで生徒に質問を投げかけること)も頻繁にありますが、生徒の回答に対して絶対に否定せずフォローしてくれますので、参加する学生は恥もかきませんし、逆にどんどん引き込まれて積極的に発言したい気になります。
レクチャー自体も、日本の高校生が聞いても分かる のではと思うほどかみ砕いた解説をしてくれますので、ど素人でもファイナンスの基礎がしっかり理解できます。
さらに驚くのは、中間、期末テストが終わるたびに、 生徒全員に配布するレビューレターの存在です。これは、各学生がどのように評価されており、 どのような改善点があるのかを連ねたA4で1枚ほどのレターです が、紙面にびっしりと書き込まれた彼のレビューを読むと、 彼の熱意を改めて感じざるを得ません。
ということで、 必然的に彼のクラスは圧倒的な人気講座となっており、 Biddingでも高ポイント(ざっくり、 他の講義の10倍くらい) をBidしなければ参加できないほどです。
キャンパスビジットなどの機会があれば、是非とも彼の授業を体験してみてください。
■Finance系講座
以下、MSBで提供されている主なFinance系の講義についてご紹介します(2015年12月現在)。
投資理論
- Investment Analysis (Ashley Wang)株式、債券からオプションまで、一通りの金融商品の評価手法や、
(授業リンク)http://courses.
- Mutual Funds (George Comer)
様々なタイプのMutual Fundについて学習するとともに、Mutual Fundの分析を通じて投資理論への理解を深めることを目的とし た授業です。授業では、Fama-French Model等の投資分析モデルや、 市場効率仮説などを学んだうえで、それらを実際のMutual Fundのデータに当てはめて検証していきます。
様々なタイプのMutual Fundについて学習するとともに、Mutual Fundの分析を通じて投資理論への理解を深めることを目的とし
(授業リンク)http://courses. georgetown.edu/index.cfm? Action=View&CourseID=BADM-705
(教授Bio)http://explore. georgetown.edu/people/gc45/
コーポレート・ファイナンス
(教授Bio)http://explore.
コーポレート・ファイナンス
- Corporate Risk Management (Rohan Williamson)
統合リスク管理、Value at Risk、非線形リスク管理など、様々なリスク管理手法を、 主にケーススタディを通じて学びます。
(授業リンク)http://courses. georgetown.edu/index.cfm? Action=View&CourseID=FINC-565
統合リスク管理、Value at Risk、非線形リスク管理など、様々なリスク管理手法を、
(授業リンク)http://courses.
- International Finance (Rohan Williamson)
コアのファイナンスを、 グローバルに特化する形で発展させた授業です。先物・ オプションを使った為替リスクのヘッジや、Sovereign Debt Crisisとそのコーポレートファイナンスへのインプリケーシ ョン等について学びます。
(授業リンク)http://courses. georgetown.edu/index.cfm? Action=View&CourseID=FINC-510
(教授Bio)http://explore. georgetown.edu/people/ williarg/
(教授Bio)http://explore.
ソーシャル・インベストメント
講義名:Investing for Impact
Social Investmentの意義や手法について学ぶ授業です。
授業は、教授による講義(Social Investmentの現状、設計、デュー・ディリジェンス・プロセス、ガバナンスの確保、パフォーマンスの評価手法、クラウドファンディング等の関連トピック)及び学生によるプロジェクトをベースに行われます。講義と並行して、学生は5名程度のグループに分かれて、教授の指導の下、Social Investmentを目的とするファンドの企画立案を行い、授業の最後にプレゼンを行います。授業にはゲストスピーカーによる講義が含まれることもあります。
(授業リンク)http://courses.georgetown.edu/index.cfm?Action=View&CourseID=STRT-567&AcademicYear=2015&AcademicTerm=FallSpring
(教授Bio)http://explore.georgetown.edu/people/mlb84/?action=viewgeneral&PageTemplateID=360
今回は以上です。
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